子どもがやりたい事って?
皆さん、こんにちは!
白木です。
コロナウイルスによる緊急事態宣言の解除後、
6月に入り、休校だった学校も徐々に授業が再開しています。
しかし、遅れていた分を取り戻すには期間を要する為、しばらくは混乱が続きそうです。
ふと自分の学生時代を振り返ってみました。
中学時代は、高校受験に向けて勉強をし、高校時代は、大学受験に向けて勉強
大学時代は、3年生の冬から必死に就活をしたことを思い出します。
就活では、業界、職種、企業の多さに戸惑い、自分が何をしたいのか分からなくなり悩んでいました。
今振り返ると、アルバイトくらいで、まともに社会に出たことも無かったので、
学生時代にもっと外に目を向けておくべきだったと感じます。
一方で、欧米の教育では、幼い頃から、身の回りにどんな職業があるのかを実際に街に出て調べ、
そしてその職業がどのくらいの収入なのか、
その職業に就くには具体的にどのような勉強をするべきなのかを段階的に学ぶそうです。
楽しく学べ、自主的に考える力が身につきそうですね。
先日、新聞で『ジョブ型』という雇用形態を目にしましたが、ご存じですか?
ジョブ型とは、職務内容を明確にした上で最適な人材を充てる欧米型の雇用形態のことで、
欧米では、労働時間ではなく成果で評価され、
職務遂行の能力が足りないと判断されれば解雇もあり得る為、この雇用形態が適しているそうです。
日本の形態とは随分違います。
コロナウイルスによって雇用制度の見直しがされており、
一部の大手企業ではこういった雇用形態の導入を始めているとのこと。
時代の変化に対応した雇用制度の見直しも重要ですが、
それ以上に大切な事は、欧米のように、幼い頃から学校教育として、
どんな職業があるのか沢山触れて学ぶ機会をつくることではないでしょうか。
日本でも最近ではキッザニア等、色々な仕事が体験出来る施設や、
中学校では職業体験の機会もありますが、表面的な部分だけではなく、
その仕事の苦労や、やりがい等、より深く学ぶ機会をつくる。
そしてそれが可能なのが学校教育ではないでしょうか。
これからの時代、職種だけでなく、働き方の選択肢ももっと増えてくるでしょう。
幼いころから、働くことを身近に捉え、学ぶ時間をつくることで、
自分の働き方を考える力が身についてくるかもしれませんね。
まずは、お子様と外出した際、目にした方のお仕事を話してみてはいかがでしょうか?